憧れ雪の鳥海山へ
 
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今冬のスキーはもう終わりかとあきらめていたし、
雪の鳥海山というのは上級の方が行くところだと思い、遠い存在でした。
 
 
海の近くの町で、津波浸水の片付けなどをしていると
いつまでも気持ちが3月11日から離れられません。
夜は玄関に避難用のザックや長靴を準備し、
いつも 「 地震 ( 津波 ) がくるような気 」 がしていました。
今回の山行きも少しだけ悩み、娘をあずける両親に相談
「 お友達が気分転換にハイキングに誘ってくれたんだけど・・・ 」
家族一同 「 行っておいで~ 」  と。
 
ご一緒してくださったのは実は山の師匠で
本当に気分転換をさせてくれたのだと思います。
長い車中、私は災害の話題ばかりで申し訳なかったのですが
おかげで苦しい感情が軽くなりました。
山の帰り、お花の撮影をしているときは心地良い集中力が持てました。
 
常に 「 地震 ( 津波 ) がくるような気 」 がして怯えることが無くなりました。
 
 
鳥海山の話に戻りますね (^_^)
 
今まで私の山スキー暦はあまりに辛く苦しいのを察して
師匠はゆる~い初心者コースを考えてくださいました( 祓川から )。
強風のため、岩場で休憩( 氷ノ薬師 )。 
時々雲がきれてすばらしい眺めが広がります。
 
師匠は山頂まで行きたそう・・・。
  さっさとスキーの滑り止めシールを剥がす私。
師匠 「 あの辺りから滑ったら楽しそうだな~ 」 と、上を見上げる。
  さっさとシールをザックにしまう私。
師匠 「 せっかく楽しいスキーなのにこれ以上登ったらまた辛く苦しい思い出になるし・・・ 」 と、私を案じる言葉をご自身に言い聞かせ下山。
 
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下りはどこをどう滑ってもOK
ぶつかる木も人も無い
超初心者向けじゃあないですかー♪ ( こちらのコースは )
 
鳥海山からの帰り道は あちらこちらで車を停めて
お花の撮影を楽しみました。
 
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この黄色の花は福寿草です。
ちょっとしたエピソードがあります。
そのお話はまた後日~