2017年  8/26(土)  

翌朝、晴れず。

シュラフの中でゴロゴロしているのにも飽きて
窓から外を眺めたり、外に出てみたり。

小屋で一緒の男性お二人は実は親子さんでした。
お持ちのカメラ機材がプロっぽいので伺ったら
お父様が山岳写真家さんとのこと。

そのお父様がカメラと三脚を持って風の強い外へ出て行きました。
何を撮っているのだろう・・・。
小屋へ戻ってから撮影した画像を拝見して驚きました。
詳しくは書きませんが、
どんな状況でも被写体はあるのだと、撮れるのだと実感。
「これは写真展にも出せる」と。 たしかに。
特別なものは見当たらず、
天気も良くない、風もある。
そんな状況で撮影した画像が写真展!
自分の写真観が変わりました。
今回朝日連峰へ来て、こんな大きな収穫を得るとは。
来てよかった。
ちなみにお父様は分県ガイドにも関わっていらっしゃるそうです。

外は時々明るくなるものの、またすぐに真っ白。
天気予報も確認したいし、今夜は電波の届く大朝日小屋へ泊まろう。
荷物をまとめて出動態勢で出かけるタイミングを待ちました。


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ブランチはフルグラ。
前回に比べ、かなり軽量化しています。

お二人にご挨拶をして、外へ。
すると、竜門山山頂方面から小屋へ下りてくる方が。
管理人の石〇さんでした。
私の顔を見るなり 「明日は晴れるよー」 と。
前回、ご挨拶をして事情をお話していたのと、
私が竜門小屋へ泊まることをSくんから聞いていたようです。
Sくんも仕事が終わったら竜門小屋へ来ると聞き
大朝日小屋へは行かず、連泊することに。

天気同様ずっと曇っていた気持ちに、あたたかな日が射してきました。

空もやや明るくなってきたので、
ザックを軽くして西朝日岳方面へ行ってみることにしました。


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翌日の撮影ポイントを決めて、いったん竜門小屋へ戻り。


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次は寒江山方面へ。


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南寒江山まで行って小屋へ戻りました。

小屋では宴が始まっています。

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前夜の寂しかった小屋とは思えないほど賑やか。
Sくんも無事到着。 良かった。
みなさん、天気を気にしてくれてお天気祭りをしてくださいました。


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外の様子を見に出ると
月も星も出ています。
雲も多いので、少し不安はありましたが、
大丈夫。 きっと明日は大丈夫。                   つづく。