2017年  9/10(日)


前回の金ヶ崎駒ヶ岳に続き、
SONEさんの 『  山と高原地図  』 地図調査に同行させていただきました。

およそ1200年の歴史を持つ仙北街道は、大正時代に国道が開通したため
地図から消えています。
平成に入り、有志の方々の力で道が整えられ、
趣のある石標が置かれ、古道歩きの催しが開催されることも。
コースは現在、『  山と高原地図  栗駒・早池峰  』 に掲載されています。



まず、下嵐江(おろせ)の街道入口近くにnakacy車を置き、
397号→豊ヶ沢林道の終点駐車場までSONEさん車で移動。


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林道終点の駐車スペースからスタート。
坂を登ると左手に山道が続く。
仙北街道は林道入口手前の手倉から始まっているので
途中から歩き始めることになるのね。


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歩き出してすぐ急坂。そして十里峠。


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藩境塚。
秋田藩と仙台藩の境。


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展望が開ける丈の倉。


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焼石連峰が見えます。

仙北街道の予習をしようと某山行記サイトを見ていたら、
熊に怯えながら歩いたことや、足に尺取虫が数匹ついている画像が。
どんな道だろうと心配でしたが
実際は、刈払いしてくださったばかりで道がスッキリ。
感謝しながら歩かせていただきました。

時期が違うと登山道の様子は変化するものですね。
歩く人によって感じ方もさまざま。


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引沼道。


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柏峠。 1018mは街道最高点。


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実は今までカメラのオートフォーカスが不調で、
マニュアルでピント合わせをしていました。
時間がかかるかかる。
今回はやっと購入した新しいカメラ。
といっても店頭になくなってしまったほどの旧型。
それでも、シャッターを押しただけでピントが合うことに
あらためて驚き(あたりまえなのに)。
こんなに楽に撮影できるのー。
それじゃあ私は何をすればいいのー。    押すだけ。


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山神さまの石碑は古道が栄えた時代から、
他の石標は後に4年かけて設置してくださったそう。


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粟畑。


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粟畑過ぎると、急に笹藪。  数メートルで脱出。
この後も何箇所か藪っぽい場所がありました。
今回は長い距離でありませんでしたが、時期が違えば変化するでしょう。


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中山小屋跡。


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幹に刻まれた文字も気になります。


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小出川の徒渉。  小出の越所。


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テント場。


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また徒渉。 イワナが泳いでいました。  流れていった、というカンジ。


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ここで、今回来れなかったマスさんからの差し入れ登場。
珈琲味の羊羹で栗もまぶしてあります♪
ごちそうさまでした、美味しかったです  ぺろり


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奥深い。


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栃川まで来ました。   亀の子岩。


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沢を進む記録もありましたが
地図調査なので、登山道を行きます。


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小さな沢を渡ったり、沢沿いを歩いたり。


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ツナギ沢。


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道がふた手に分かれ、右は巻道。
左は大ぐるみ山山頂を通る道。

美しい黄葉が目を引きました。


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昼食。
360度とまではいきませんが
見晴らしの良い山頂です。


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巻道と合流後、大寒沢林道への分岐も通過。

※ 大寒沢林道分岐から下嵐江入口までの区間は
   今後刈払いがされなくなる情報あり。
   行かれる方はご確認ください。 
     
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アドレ坂。


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小胡桃山頂通過。
ハエみたいな虫がうるさく、休憩なし。

棘とげの藪も通過。 痛かった。


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スギ林。


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野がしら。


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下嵐江到着!

距離は長い道のりでしたが、
SONEさんからいろいろなお話を聞くことができ、
刈払いしていただいた道を歩けたおかげもあり、
時間的にはそれほど長くは感じませんでした。
さまざまな面でタイミングの良い時でした。

しかしこの後、車を取りに行くのだった。
はじめに触れませんでしたが豊ヶ沢林道が
なかなかです。